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繁殖制限

ためになる話

2019.02.27

犬や猫を飼う時、考えなくてはならない問題の一つに、繁殖の問題があります。

動物は、理性で自ら性欲を抑えることができないので、放っておくと無制限に子どもが増えていきます。

野生動物の場合は自然界の淘汰という大きな繁殖制限の掟がありますが、人間社会の中に入りこんだ動物の場合は、人が繁殖制限に関わらなければなりません。

繁殖制限を考えた時、生まれた子供を捨てたり殺したりするのは最悪の方法です。子どもを産ませないようにする不妊処置をすることで繁殖制限をするのがベストでしょう。

一般的に、オスの場合は去勢手術、メスの場合は避妊手術をしておくのが一番良い方法です。

犬も猫も、だいたい生後7ヶ月頃になったら手術可能になります。

外で自分のペットが子作りに励んでいるのも知らずに「自分の猫はオスだから子どもを産まないので関係ない」などと、無責任なことを言っている飼主はいませんか?

生まれて来た子どもに対する責任が、父親も母親も同等に有るのは、人間においても動物においても変わりないのです。むしろ手術の簡単なオスこそ去勢手術をしてほしいものです。

特に、外へ自由に出て歩く生後7ヶ月以上の猫を飼っている人は、避妊・去勢手術について、もう一度よく考えてみましょう。

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