それは、あばら骨(肋骨ロッコツ)の浮き出具合で見分けます。動物の胸の両側面に手のひらをそっとあて、前後にすべらせてみます。
もし肋骨がボコボコとはっきり感じるようならば痩せ過ぎです。逆に肋骨がよくわからないようならば太り過ぎです。
肋骨がほどよくわかる程度が一番理想的なのです。
動物は骨格の大きさが個体によって非常にバラバラなので、体重の数字で判断するよりもこうして実際に触って判断する方が正確です。
太っていた子が、別段なにもダイエットしていないのに痩せてきた時は要注意です。重大な病気に罹っている可能性が高いので、元気や食欲があっても、早期に病院で診察を受けてください。
ものすごくたくさん食べているのに痩せている時も要注意です。
こういう時は、便の状態や、尿の量・色、飲水量などにも注意して観察してみましょう。そしてやはり早期に病院で診察を受けましょう。
もともとが小食で痩せっ子さんだけど元気一杯、というのは案外健康なことが多いです。
今の状態が、単なる体質なのか、病気なのかを見極める事が大切です。健康そうに見えていても病気のことがあります。
年に一度は健康診断をぜひ行ってください。